朝、目覚めると、悪寒に気づく。昨日の雨で殺られたんだ、きっと。まあウィーダー・イン・ゼリーかなんかで空腹をごまかしつつ、出勤する。そういえば今、自分がしている眼鏡は、ウィーダー・イン・ゼリーのCMでキムタクがしている眼鏡と同じメーカーの物であった。「だから何?」って話。ごめんね。
今日は、東京は池袋から板橋方面へ向って仕事遂行。本日初日の女性スタッフにレクチャーしたりしつつ、"雨"なんていう名のシャワーを浴びることもなく、黙々と作業をこなしていくとする。
ここ一ヶ月ほど前から、自分の働いている部署で女性スタッフを雇用することになって、何人かの女性スタッフの仕事ぶりを横で見ていて感じることがいくつかある。
もちろん最終的には"男だから・女だから"ということではなく、その"人"の意識や能力の問題によって仕事は遂行されていくのだろうけれども、仕事に対する意識の持ち方、取り組み方に関して大雑把な物言いではあるが、やはり男性と女性では違いが見受けられる気がする。
自分の働いている部署は、なんだかんだいって運動能力が多少なりとも絡んでくる仕事を行っているので、意欲的な男性スタッフと女性スタッフを比較するとどうしても男性スタッフの方に成績上、分がある訳だが、そういったことを抜きにすると作業全般において気をつかって作業を行う安定性に関しては女性の方に分がある印象が残る。
良くも悪くも男性の場合、言われたことに対してのみ作業を行うことはできても細かい部分での作業への掘り下げ方がアバウトでムラっ気のある傾向がやや見受けられるわけだが、女性の場合、言われていないことに対しても考慮しつつ丁寧に作業に取り組んでいて、その作業に対する視点が細やかというか痒いところに手が届く作業ぶりが目につく、というか。
なので、最初の段階で男性スタッフ・女性スタッフ同様に丁寧にレクチャーした場合、女性スタッフの方が深い部分で理解力が高い印象が残るし、こちらの意を踏まえて作業を遂行してくれる傾向にある。まあ男性スタッフはその点ややアバウトな分、体力的なことでフォローしている、といったところか。
今日の女性スタッフの作業ぶりを見ていて、上記のようなことをあらためて思った一日であったわけだが、今日の女性スタッフの場合、最後の最後で道に迷ってしまい、自分がわざわざ迎えにいったりなんてオチもあったわけだが、まあそれはご愛嬌ということで(笑)。ぜひとも末長く頑張っていただきたいものでございます。
あと、余談として記しておくならば、現場を仕切る自分的に本当の意味で敵に回した時、男性スタッフと女性スタッフ、どちらが怖いかというと明らかに女性スタッフかなあとは思う。男性スタッフに「威圧的な現場責任者」とか「細かすぎ」とか言われたところで所詮幾らでも突っ込みどころは相手の方がバラ巻いているケースが多くて「自分の仕事ぶりはさておき、普段の不満を摩り替えて意見を言う」みたいなのが大概だから、ね。それに対して女性スタッフの場合、もう少し本質を見極めた上で意見をいう傾向が強いので。
でもまあアレですよ。男だから・女だからでスタッフとしての能力のジャッジは(自分は)下していないし、それなりに誠実に接しているつもりですけど、ね。勿論、物の言い方とか接し方でニュアンスを変えたりみたいなのは普通にスタッフを扱う上でのテクニックとしてあるけれども。

まあそんなこんなで一日の作業を終え、帰りに池袋タワレコに寄って、ソウルセットメロウヘッドの新譜をようやくゲットして帰宅。冷やしうどんとビールを体内に流し込んで、薬飲んで22:30頃布団の中へ。疲れたよ。