akeshin2004-11-27

いよいよ「sapporo beepluck」当日です。しかし、出かける準備、なにもしてません。そんな訳で朝4;00に起きて、去年の京都旅行以来久々に活躍の場を与えられたポーターのデカバックに着替えやら、CDやらを急いで入れていく作業に勤しむことに。今回は完全にCD onlyでDJすることに決めたので、アケシンは(C)DJではなく、CDJです。潔くて素敵、とかなんとか。

CDケースにひたすらCDを入れてく作業に微妙にてこずってたら、出発しないといけない時間ギリギリになってしまった。持っていくCDと持っていかないCDのジャッジにどうしても悩んでしまう。そんな優柔不断なCDJは、素敵じゃありませんね。多分。

なんとか身支度を整え、急いで羽田へ。

羽田に着いてうろうろしてると、札幌行きbeepメンバーがすでに揃っていた。軽く空港内のレストランで昼食をとってから、いざ搭乗することに。

搭乗する際、自分では持ってきてるときづいてなかったのだが、小さいアーミーナイフ(便利ナイフ)がカバンの中に入れっぱなしにしてあって、チェックを受けるはめに。

「ナイフのようなものはこのカバンの中にいれてませんか?」
「はい、入れてません」
「ではもう一度チェックしてみますね...、ナイフのようなものはこのカバンの中にいれてませんか?」
「はい、入れてません...、あ、小さいナイフが入ってるかもしれません」

ってバカですね、俺。

まあなんだかんだで無事搭乗し、いざ北海道へ。予報では結構天気が崩れそうなことを言っていたが、「大丈夫なのだろうか?」とか考えてたら、あっという間に新千歳空港に到着。1時間半で着くんだもんな。早すぎですよ、旅気分もあったモンじゃありませんよ。

北海道到着寸前までは天気良かったのが、新千歳空港につく頃には空の色はグレーで、重みを増していた。そしてひんやりとした空気。気付くと「getting better」明けで札幌入りと随分な強行プランなヨシハルさんが、女の子に早速声をかけてる...(広告ですからね、誤解しないであげてください)。

札幌市内へ向う途中、自分の写真を撮ってみた。キャップ被ると犯罪者面になるんだよなあ...。まあ機内にナイフ持ち込もうとするくらいですからね。

さて、今回お世話になる「キタホテル」に到着。beepメンバー各々暫し休憩&イベント準備を済ませ、ホテル内のbarで再合流。しかし、アケシンはいつになったらホテルのbarとかが似合う男になるのだろうか。別にならないならならないで構わない気もするが。ほら、映画「lost in translation」のビル・マーレーみたいな、さあ。
Lost in Translation

電車&バスを乗り継いで、今回お世話になる「ムーンパレス」へ。到着すると、今日イベントに参加するバンドの方々がリハをやっていつつ、すでにユウスケさんはDJブースに入っていて、笑顔でbeepチームを迎えてくれた。

今回なにかとお世話になったPop iT!のウエダさんや、in your pocketの新保さんをはじめ、北海道チームと挨拶を交わしつつ、いよいよ「sapporo beepluck」スタート。昔から北海道出身のバンドとかその音を聴いて感じてたことの一つに「北海道の人っていい人ばかりそうだなあ」というのがあって、実際思ってた通り、いい人たちばかりなのであった。人柄とかって、音とかに正直にでるもんね。

さて、イベントのトップバッターはアケシン。実は1回目のセレクトはある程度イメージを固めてきていて、girls tape storeの「sapporo」でゆったりとスタートして、その後、北海道発バンドを幾つかスピンして...とか思っていたのだが、ブースや機材調整の関係で時間が押してしまい、実際には打ち込み物主体の微妙にイケイケ(まあアケシンなりの、ですが)な感じに。space cowboyとかfat boy slimとかprimal screamとか、ね。

その後、radiboa、catch the monochrome、stand up claraらバンド陣とDJ陣、それにharaxのpop&彼独特な切れがうかがえるVJがそれぞれのパフォーマンスを展開していく。2度目のアケシンタイムは、通常beepのアケシン・ダイジェスト版てな感じでギター・ロック&ギター・ポップを十二分にスピン。ユウスケさんは機材トラブルの関係でちと辛そうだったけど、次第にいつもの調子を取り戻してきて、打ち込み主体のセレクト。Pop iT!ウエダさんは常に絶やさぬ笑顔の印象通り、ロックなんだけど、楽しく優しいDJっぷりで、いいヴァイブを放っていた。最後はヨシハルさんの時は、ヨシハルさんが回すashやspecialsの曲に合わせて、ユウスケさんがギターを弾いたり、stand up claraの人が歌ったり、と、いつものbeepらしい暖かさもありつつ、今までにはないサプライズもあったりして、バタバタした部分も多かったけど、最後にはとても楽しい一夜になった、と思う。

最後はヨシハルさんがかけた、はっぴいえんどの「風を集めて」を耳にしつつ(またしても「lost in translation」絡み!!)、無事、sapporo beepluck終了。色々と協力してくれた皆さん、遊びに来てくれた皆さんには感謝(驚)一杯です。次はume-rockも交えて、またいつかやりたいなあ。そんなふうに思いつつ、ホテルへ戻って、体を温めて、就寝。