・BARFOUT! September 2006 Volume 133

表紙の柳楽優弥君を見て「短期間でずいぶんと精悍な顔つきになってきたなあ」としみじみしたり。チャットモンチーいしわたり淳治の対談を微笑ましく読ませていただいたり。柴咲コウが魅せる、その都度の表情の奥深さ・幅広さに感嘆してみたり(でも好きじゃないんだよねー)。映画監督・行定勲の静かながらもどこかロック感を携えた佇まいは嫌いでなかったり。

・フジ系「結婚できない男

今回は犬のアップシーンが「キャー」ってくらい多かったので、いつもより150%増しでほっこりさせていただきました。「Nintendog」なんか目じゃなかったね、マジでね。そういえば今クール観てるドラマってこれと、半ば「しっかし、つまらないな」といらいらしつつ自虐的に観てる「サプリ」だけだ。伊東美咲の出ているドラマって外し率がどんどん上昇していっているから、この辺でどうにか粘り腰を見せていただきたいところ。

朝、世界はまだまだ静かで穏やかさを感じさせる4:00ごろ起床。今日提出することになっていた仕事の課題をまとめようとするも、軽く頓挫。どうにもうんざりするくらい冴えてこない、この凡庸なin my head。割りたくもなるよね、スイカ割りみたくしてね。スパッと割れたりしてね。血がピューっと噴射したりしてね。
正午過ぎ、業務部の他の人の課題についての意見を耳にする。自分では浮かび上がってきそうで浮かび上がってこなそうな意見もあって「なるほどなあ」とかただただ単純に思う。ここ数年ほど間違いなく自分の感性というのは煮詰まりを見せはじめ凝り固まってきているから、これ以上柔軟な感覚というのは損ないたくないね、と切に願うそんな昼下がり。
自分の中で、この「柔軟な感覚」を保つために必須なものの一つはやはり音楽だ。豊穣な音楽というのは、色々なイメージや考えを想起させてくれるから。
そんなことも自然と絡んできて帰宅途中に新宿で8/23リリースのcorneliusのニューシングル"MUSIC"を購入。
前作「Point」で感じられたサウンドへのある種ストイックさがいい意味で風通しよく解きほぐされて、より"純度の高い音"があくまでポップな"音楽"として鳴っている感じがとても快適でいいね。それでいて"音"のたち具合が恐ろしくエッジが効いているところがにくくもある。
Music