[movie][event]

akeshin2005-09-11

朝、半分寝ぼけつつ目覚めてから、急いで「昨日まで」と言われていたbeepluck CD-R用原稿を書いて、ヨシハムのトコに送信する。最近、文章の神様が全然降りてきてくれないから、こういうイベントとかのオフィシャルな文章書くの正直しんどい。どうせならそれなりに面白いというか、読み応えのあるのを書きたいしさ。
昼過ぎに渋谷へ。
昨日から公開の「チャーリーとチョコレート工場」を渋谷で観ようと思っていたのであるが、すでに満席とのことで、新宿へ移動。
で、ここのところ映画観に行くと5割以上の確率で寝てしまう傾向にある自分であるのだが、「チャーリーとチョコレート工場」に関してはもう寝てる暇なんてなかったね。最高ですよ、この映画。前作「ビッグ・フィッシュ」も凄く好きな映画だったんだけど、今作はティム・バートン本来の資質が全面にフューチャーされていてたまらない感たっぷり。チャーリー少年の家族の貧しくも微笑ましく暖かいファミリー愛っぷりに泣かされ、ジョニー・デップ演じるウィリー・ウォンカ登場シーンの人形がどろどろなカルトシーンに「ワオッ!!」と喜々として、チョコレートの川やお菓子で出来てる草木の生えてるチョコレート工場内にため息が出て、生意気すぎるキッズ4名とその親に虐げられ具合に痛快な気分になり、ウンパルンパの唄と踊りにワクワクさせられ...。
なんて塩梅で、息つく暇すら与えてくれません(でも途中トイレに行っちゃった!!)。ナッツの選別室のあの生き物もすんごく可愛かったしなー。ティム・バートンは否定していたけど、どうにもマイケル・○ャクソンに見えてしかたないデップのウィリー・ウォンカぶりはさすがだね。
で、ここ数作のバートン作品に顕著な、最終的に観終わった後時に残る"暖かい感"がたまらないんだよな。相変わらずエキセントリックでカルトな作風だし、めちゃくちゃ能天気にハッピーなストーリーでもないんだけど、ふっと軽やかな温かさというか愛ある感じを印象付けてくれるのに、胸がキュッとなるんだ。
チャーリーとチョコレート工場 [FF-5088] [ポスター]
で、非常にいい物観させてもらいました感に包まれつつ、新宿高島屋地下の「まい泉」で、箸で簡単に割くことのできるとんかつ定食をいただく。
で、なかなか美味しい夕食で心とお腹を満たした後、新宿から歩いて代々木へ。
代々木Zher the zooの店長中心のサッカーチーム・メンバーのバンドらが集った"F.U.C.Q〜ROAD TO YOYOGI 2005〜""観る。
メトロオンゲン(とんかつ食べてて観れず),vasallo crab 75*1,cruyff in the bedroom,plectrumと自分にとってはかなり豪勢な面子がそろっているじゃないか。DJには元Gashのお兄ちゃんことイシズカタカヒロ氏&GRiPのゴンダダケシ氏とこちらも贅沢だし。で、実際、しなやかさと躍動感が渾然一体となってタフさを増したvasalloに、一気加勢にアッパーなライブを展開したcruyff、安定感ある演奏にザックリしたインディ・ギターポップ&かなりThis charming manなMC炸裂なPLECTRUMと見所満載なライブでした。いい物観させてもらいました。
で、また代々木から新宿へ歩いて、閉店間際のタワレコヘ。土岐麻子「Debut」、vasallo crab 75「Today is tomorrow」・Chocolat&Akito「Chocolat&Akito」・Lantern ParadeLantern Parade」購入。vasalloはともかく、他のは今度のbeepluckでは回せなさそうだなあ(一応イベントのカラーってものがあるので)。でも、今、プライベートで聴きたい音楽ってやはりこの辺のロックロックしてないものなんだよねー。

*1:フォト参照