埼玉県南与野で仕事を終え、地元のb○○k offに寄り道。めったにここでは買い物はしないのだが、mixi村上春樹コミュニティをチェックしてたら、無性に久々に春樹モノを読みたくなってしまったのだ。ついに間接的にもmixiが生活を侵食し始めたようで...。恐るべしmixi

結局、100円コーナーに読みたくなる春樹モノが置いてなかったので(アケシンはb○○k offは100円コーナーしかほとんどチェックしないのだ)、「探偵ファイル」を買おうか悩んだりしつつ結局保留。まあ「探偵ファイル」はネットで見れるし、ね。

村上春樹の新作「アフターダーク」は読んだ人の話を参考にすると今のトコ、賛否でいうと否の意見の方が多い感じなので、文庫になったら読もうか、と。

一度帰宅した後、食料調達を兼ねつつ、GAMEや漫画なども扱っている近所のビデオレンタル屋へ行く。今年の夏、いくつか買おうと思っていたゲームソフトがあるのだが、中古で早く値が下がらないかとこまめにチェックするようにしているのだ。で、軽くチェキってると目をつけていたソフトの一つ「michigan」がついに3000円台に値下がりしていた。なので購入。「グランドセフトオート・バイスシティ」は今4500円くらいなので、あと500円安くなったら購入しよう、そうしよう。「流行り神」は...、在庫がないな。

ご飯をもぐもぐしつつ、早速「michigan」をプレイ。このゲームはシカゴのミシガンを舞台にしたゲームで、自分はTVカメラマンとなってレポーターや音声と同行して取材を続けて、どんどん映像を撮り続けていく。で、シカゴの街を覆う霧の中、死体が散乱する異常事態が起きて、その中をレポートを続けていくのだが、ストーリーは自分が何をカメラに収めていくかによって変化していく。正体不明の化け物に襲われる女性レポーターを助けずにその様子を撮り続けるか、レポーターらを助けて事件性を明らかにする物や事柄にフォーカスを当てるかによって話がサスペンス性を持ったものになったり、インモラルな方へ話が進んで行ったりするのだ。

で、数時間プレイしたわけであるが...。つ、つまらん。いや、コンセプト的には凄く面白そうなんですよ、これ。きっとゲームを作るミーティングの時とかスタッフ陣も「これオモロくなるよ」なんて盛り上がったと思うんだよね。「侍道2」とかをつくったスパイクだけあって、目のつけどころが独特だし(そういや、ここの会社が作るソフトはモラル-インモラルがテーマになってるのが多いね)。ただ結局、その「オモロ企画」をゲームとして形にした時、あまりにも未消化過ぎなものになってしまったというか。操作性も良くなくて画面酔いしちゃうし、殺されてしまう女性レポーターらは多少顔とかファッションが異なるだけで、キャラクター的にそれほど差が感じられないし...。で、自分が撮る映像によって変わるストーリーもたいして起伏に富んだものじゃなくて、基本的には1本道を進んでる感じ。あまり選択してる印象が残らない。暗いゲーム性の中、やけにおバカな音声はキャラ的には立っているが、せっかくの雰囲気を壊してるともいえるし、賛否両論だな。

なんてことを思いつつ、ネットでこのゲームをプレイした人の感想をチェキってみたら、やっぱ似たような感想の人が多かった。このゲームは数日中に一気に解いて、さっさと売ることを自分の心の中で固く誓ったさ。