10数年前のrockin'on誌

 今朝、beepluck帰りにヨシハムやスタッフのアーリーが話してるのを軽く耳にしただけなので詳細はわからないのだが、miha-kでないダイ○○氏あたりが10数年前のrockin'onを古本屋かどこかから発掘してきたらしい。
で、その号のrockin'onには、アケシンがフリッパーズ解散について綴った投稿原稿が載っていたりする。10数年前に人が綴った青すぎて恥ずかしいものを今頃になって発掘してきた彼にはおしりペンペンしなきゃいけないと固く心に誓ってる今であるが、10数年も経ってなお酒の席のネタとして機能するのであれば、それを綴ったものとしてみればむしろ喜ばしいことというか本望という気もしないわけでもない。
しかしながら、この原稿に関しては「フリッパーズ解散」という事実を知った後に、半ば衝動と勝手な思い入れが入り混じった形で勢いで綴ってしまったものであるので、今読み返してみると結構的外れというか青いというか非常に恥ずかしい原稿で、「これは、ちょっと」である。早い話「フリッパーズは軽妙・洒脱な2人組であるべきじゃ!!」みたいな想いが非常に先走りなわけですね、実に。
なので、自分がいろいろ書いた中でも恥ずかしい原稿トップ3に入るので、抹消したい気持ちで一杯になってるわけであるが、この原稿書いた時、その後に発売された当時の「宝島」誌の原稿と微妙に内容が被ってたり、このrockin'on誌が出た翌日に専門学校で「この原稿書いたのって...?」て質問されまくっていろんな人と話すようになったり、それが縁でFIVE THIRTYのliveチケットをもらったり、出版社での面接の際のネタにさせてもらったり、と、思い出深い原稿の一つであることもまた確か、である。
で、机の上にこのrockin'on誌を置いていたらいつの間にか見当たらなくなってどこにいったのかと探してたら、アケシンママが持ち歩いてあちらこちらに見せまくってたということもあった。当時ジャーナリスト関係の専門学校に行ってたわりには全然そっち方面で仕事決めたりしてなかったので、なんだかんだで息子が書いたものがちゃんと形になったのはそれなりに嬉しかったのだろうな、と今になって思う。いやあ、アケシンにしてはちょっといい話ですね。